シクロアリイン:玉ねぎの注目成分は血中の脂質に働きかける

シクロアリイン:玉ねぎの注目成分は血中の脂質に働きかける

血液サラサラの最強野菜玉ねぎ。1年中安価で手に入る上に健康にいいから毎日食べたい食材。
玉ねぎには健康成分がいろいろ含まれていますが、最近話題のケルセチンとともに注目のヘルシー成分がシクロアリインです。

 



シクロアリインとは?

 

シクロアリイン(Cycloalliin)は、玉ねぎに含まれている含硫化物です。あのツンとする成分が加熱・調理されることによって変化して作られるため、生の玉ねぎにはほとんど含まれていません。
シクロアリインは、高脂血症・動脈硬化・肥満・高血圧の予防/改善作用、血液の線維素溶解活性の増強作用があるとされるとても健康的な成分です。

 

 

食事成分による脂質代謝の調節作用に関する研究をしている佐賀大学 柳田晃良(やなぎだてるよし)教授らの研究によると、シクロアリインは、ヒト肝臓細胞のアポB100リポタンパク質とトリグリセリドの分泌を阻害し、脂質を低下させることがわかっています。シクロアリインはミクロソーム脂質転送タンパク(MTP)活性阻害を介して血清脂質低下作用を示すことも発見されています。
教授らの研究でシクロアリインが高脂血症を減少させて、アテローム性動脈硬化症を改善する可能性が示唆されました。
NUTRITIONに掲載された論文(英語)
Cycloalliin, a cyclic sulfur imino acid, reduces serum triacylglycerol in rats

 

このことから、シクロアリインは、血中の脂質に働きかけてサラサラ効果をもたらしてくれるのがわかります。

 

 

玉ねぎ(シクロアリイン+ケルセチン)のサラサラ効果に関する研究

 

第44回日本動脈硬化学会総会・学術集会で発表された、ハウス食品と広島大学 東幸仁教授の共同研究によれば、「タマネギエキスの継続摂取が血管を柔軟にし健康にする(食後の血管内皮機能を改善する)効果がある」という事実が臨床試験で実証されました。

 

この臨床実験では、ケルセチン51mg、シクロアリイン46mgを含む濃縮タマネギエキス粉末が使用されました。22名の健康な男性(平均年齢44歳)に、この濃縮タマネギエキス粉末を1カ月間毎日摂取してもらったところ、継続摂取前後で空腹時および食後の血管内皮機能が大きく改善していたという結果が得られました。

 

 

 

シクロアリインは最初に書いたように生の玉ねぎではなく加熱した玉ねぎに多く含まれます。また玉ねぎを切ると目にしみて涙が出たりするように、切ることで成分が出て行ってしまうため、シクロアリインを多く摂りたい場合は、切らずに加熱したほうがよさそうです。

 

まるのままレンジで加熱したり、丸焼きにすればシクロアリインを摂ることができます。
玉葱ほどではないですがニンニクにもシクロアリインは含まれています。丸ごと発酵させた黒ニンニクや琥珀ニンニクは生のよりも成分が増えています。

 

タマネギを毎日食べて生活習慣病を予防・改善しましょう。

 

 

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