肥満者全員がメタボリック症候群ではないけれど・・・

肥満者全員がメタボリック症候群ではないけれど・・・

たとえ体脂肪が多く肥満でも、血圧や血糖などの数値がすべて正常値であればメタボリック症候群ではなく、まあまあ健康なおデブさんというところでしょうか。

でも、そんな「肥満だけ」の人は、肥満者全体のたった20%と言われています。
80%の人は、肥満にプラスして生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧症)のどれかにかかっている。
・・・メタボリック症候群の1歩手前である、ということになります。

 

 

そして30%の人は、肥満に加えて2つ以上の生活習慣病にかかっている。
・・・つまり、メタボリック症候群にかかっています。

 

 

肥満の人がかかりやすい生活習慣病は、重なると命にもかかわる恐ろしい病気です。
しかも自覚症状が出にくいものもあって油断していると、気づかないうちに病気が進んでいる事も。
でも、少しだけ痩せることでも大幅にに解消できる可能性が高いのが生活習慣病のいいところ。

 

 

健康診断の結果ではメタボリック症候群の基準値に達していなくても、隠れ肥満の恐れもありますから、生活習慣改善のアドバイスには、健康と長生きのために従いましょう。

 

 

2008年4月からは特定健診が始まって、40歳以上の人はメタボリック予備軍であるかどうかのチェックが健康診断時に行われます。
特定健診は義務化されるので、これまでよりも、生活習慣病の予防、改善に関する保健指導が厳しくなります。

 

 

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