炭水化物の重ね食いは、肥満地獄へまっしぐら

炭水化物の重ね食いは、肥満地獄へまっしぐら

炭水化物は、糖質を多く含むため、血糖値が上昇しやすい食べ物です。
血糖値が高くなると、インスリンというホルモンが分泌され、血液中の糖をエネルギーとして細胞へ運びます。
このとき、糖が一定以上に多くなって余ってしまうと、脂肪細胞へ運んで脂肪として蓄えてしまいます。
血糖値が上がった状態は、太りやすい状態にあることを意味します。

 

炭水化物を重ね食いして、糖質を多く含む食べ物を同時にたくさん食べると、血糖値が著しく上昇し、脂肪を溜め込みやすい状態を作ってしまうのです。

また、1回の食事メニューに炭水化物が重なっているということは、自動的にその他の栄養素を含む食材が減って、栄養バランスが悪くなる可能性が高い。
そうすると、脂肪を燃やすために必要な栄養素が摂れていないため、代謝が下がり、蓄えてしまった脂肪を燃やす事もできないのです。

 

 

摂取カロリーを少なくしても、栄養不足だと痩せられないのに、
炭水化物を重ね食いすることで、カロリーと糖をたっぷり摂ってしまうので、
肥満地獄へまっしぐらというわけです。

 

 

さらに、血糖値は短時間に上昇した場合、急降下する傾向があり、これが空腹感のもととなります。
お腹がすいて挫折、ということも起こりやすくなるんです。

 

 

うどん+ご飯。
焼きそばパンや、ポテトサラダのサンドイッチも炭水化物のダブル。
ラーメン+チャーハン(餃子も皮が炭水化物なので気をつけたい。)

 

ファーストフードの定番コンビ、ハンバーガーとポテトも炭水化物の重ね食いです。
できれば、ポテトではなく、サラダなどをセットにして食べてください。

 

麺類+ご飯+ポテトサラダやマカロニサラダ、となると3つも炭水化物が重なるので注意!

 

 

食後のケーキや甘いものは、炭水化物が重なるだけでなく、糖分を多量に摂取して血糖値がぐんぐん上がります。
甘い飲み物にも注意が必要です。

 

 

できるだけ意識して、(特に夕食は)炭水化物の重ね食いは避けるのが賢明です。


 


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