体脂肪率について

体脂肪率について

体脂肪率とは、体重のうち、体脂肪(皮下脂肪+内臓脂肪)の占める割合です。
体重が標準的な範囲であっても、体脂肪率が高い人はいわゆる「隠れ肥満」、
要注意です。

 

では、体脂肪率が高いとはどのくらいのパーセンテージのことをいうのでしょうか?

体脂肪率が、男性は20%、女性は30%を超えたら
体脂肪を減らす努力をすべきです。

 

また、ヘソ周りが男性で85cm以上、女性で90cm以上ある人は、
体脂肪の中でも内臓脂肪が蓄積されている恐れ大です。
肥満に起因する健康障害を起こしやすくなっている可能性が大きいので、すぐにでもダイエットを始めましょう。

 

体脂肪は多すぎると体形が崩れたり、成人病にかかりやすくなったりしますが、
不足したエネルギーを補ったり、体温を保ったり、内臓を守ったりする大切な働きもしています。
そのため、少なすぎても健康のためによくありません。

 

男性は10~20%
女性は20~30%

 

が標準とされています。

 

不足したエネルギーを補う働きがあるので、
1日に必要なエネルギーよりも、1日に食事で摂取するエネルギー量が少ない時、
その分を体脂肪から使います。
体脂肪を減らすのに食事制限は効果的だということになります。
また、運動(特に有酸素運動)によって効率的に体脂肪を燃やす事ができます。

 

 

体脂肪率を知るためには、体脂肪を測ることができる体重体脂肪計や体組成計が必要です。

 

わたしは体組成計で毎朝起きたらすぐに、体重・体脂肪率などを測ります。
体重、体脂肪率、BMI値のほか、皮下脂肪率と骨格筋率(筋肉量)は全身、体幹部、腕、脚の4つに分けて測ることができるなど、便利だし楽しいです。
(思っていたより皮下脂肪が多くてちょっと落ち込んだりしますが・・・)

 

体脂肪率や筋肉量は、主に生体インピーダンス法といって、身体に微弱な電流を流し電気抵抗を測定する方法で測ります。電流は非常に微弱なのでビリビリするようなことはなく、体にも安全です。

 

体脂肪率は測る時間等の条件によって誤差が出ますので、できるだけ同じ時間、同じ条件で測る方が正確な数値が出ます。
(参考記事:体重はいつ測る?

 

ダイエットを成功させるには、体重を落すことより、体脂肪を落すことのほうがが重要です。

 

タニタ


 


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