甜茶:花粉症とダイエット

花粉症とダイエットにいい甜茶

甜茶の茶葉

花粉やアレルギーでムズムズに悩まされているダイエッターにおすすめな甜茶をご紹介します。

 


甜茶の種類

甜茶は甘いお茶の総称です。主な種類は4種類あり、産地や成分が異なります。

 

バラ科キイチゴ属の甜葉懸鈎子(てんようけんこうし)
産地:広西壮族自治区山岳地
成分:甜茶ポリフェロール、ステビオサイド、ルブソシド

 

ブナ科の多穂石柯葉(たすいせきかよう)
産地:長江以南の温暖地
成分:トリカルポン類、フリーデリン類

 

ユキノシタ科の臘蓮繍球(ろうれんしゅうきゅう)
産地:柯江、安徹など
成分:アルカロイド類

 

アカネ科の牛白藤(ぎゅうはくとう)
産地:中国南部、西南部
成分:シコフェノール

 

 

甜茶の中でも、バラ科 キイチゴ属の甜葉懸鉤子(てんようけんこうし)の茶葉の健康効果として、抗アレルギー作用やダイエットにいい効果があります。また、アカネ科の牛白藤(ぎゅうはくとう)は、熱を除去し、腫れやうっ血をとる生薬として用いられます。

 

甜茶の花粉症などに対する抗アレルギー効果

 

甜茶の健康効果としてはダイエットよりも花粉などのアレルギーに対する効果の方が有名です。
抗アレルギー効果は様々な研究調査によって明らかにされています。耳鼻咽喉科臨床学会でも甜茶の抗アレルギー作用が報告されています。

 

甜茶だけがもっているタンニンの一種、甜茶ポリフェノール(GOD[Galloyl-Oxygen-Diphenyl]ポリフェノール)がアレルギー症状を引き起こすヒスタミンの分泌を抑制してくれるからです。

 

体内にこのポリフェノールがなくなると抗アレルギー効果は消えてしまうので、血中濃度を保つために朝・昼・夜の3回飲みましょう。
甜茶は花粉症のシーズンの2週間前から飲むのが推奨されています。(半数の人が薬を飲まずに済んだと回答。)

 

 

摂取の目安は甜茶抽出エキスとして1日に120mg以上。400mgまで増やすと効果的だそうです。
お茶で飲む場合は濃いめに出して飲むのがよさそうです。

 

 

飲んでみていまいち効かない人、シーズン中になってから飲む人は、甜茶の粉茶がおすすめ。
ティーバッグから茶葉を取り出して乾煎りしてから粉砕したものにお湯を注いで飲みます。
1日スプーン1杯分程度の量が目安です。
お湯で抽出するよりも茶葉そのものを食べたほうが成分を多く摂れ、お湯で煮出すよりも即効性があります。

 

 

 

お茶の専門店やハーブ専門店などでは、ハーブとブレンドした甜茶も販売されています。
たとえば、ミント甜茶はスーッとした清涼感がプラスされてツラい時期にいいかもしれません。

 

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甜茶のダイエット効果

 

甜茶のダイエットにいい効果は2つあります。

 

ノーカロリーの甘み

ひとつは、甜茶がノーカロリーなのに甘い味がするお茶であること。カフェインも含んでいません。

 

ダイエット中で甘いものを制限しているときでも甘さを得られることでスイーツなどへの欲求を減らし、ダイエットの効果アップと継続に役立ちます。

 

 

ルブソシド

もうひとつは、甜茶の甘味成分ルブソシド(rubusoside)に有意な肥満予防効果があったことがマウスの実験で報告されています。

 

実験では、低脂肪食、高脂肪食、高脂肪食+甜茶、というグループに分けて9週間餌を与えました。

 

その結果、ルブソシドを与えたグループは高脂肪食のみのグループよりも体重増加が22%抑えられ、お腹の脂肪が48%少なかったそうです。また、血清トリグリセリド(=中性脂肪)およびコレステロールは50%と著しい低下がみられたそうです。

 

 

ルブソシドの肥満予防効果に関する文献原文(英語)はこちら
(文献タイトル)Improvement of obesity phenotype by Chinese sweet leaf tea (Rubus suavissimus) components in high-fat diet-induced obese rats.

 

 

花粉症の症状を緩和しつつダイエットにもいい甜茶。
甜茶がハウスダストなどのアレルギー症状にも効くそうなので、ムズムズに悩まされているダイエッターは取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

尚、バラ科の甜茶葉にしかGODポリフェノールが含まれていない為、甜茶を買う時には、バラ科であることを確認してからの購入をおすすめします。
まあ、販売されているものはバラ科のものがほとんどですが。

 

 

 


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