ダイエットやめたらヤセちゃった

ダイエットやめたらヤセちゃった

痩せた!

「ダイエットやめたらヤセちゃった―アンチダイエット・スリミングの魔法」という本では、生来誰もがもっている能力を活かすことで、無理なく痩せられることについて語られています。

 


必要な量はカラダが知っている

食事

いったん必要量が満たされると、体は喜んで自発的に、要らない脂肪を捨て始める

 

ホメオスタシス

わたしたちのカラダは、ホメオスタシス(恒常性)というバランスを保つ能力を備えています。

 

カロリーが少ない食事を続けると、その量でホメオスタシスを保つため、身体は少ないエネルギーで動く体質にシフトチェンジします。同じ量の食事でも太りやすくなってしまいます。

 

一方、栄養とエネルギーがいつも必要な量をいい感じに満たしていれば、そのエネルギーを十分に使って動く体質にシフトチェンジします。食べた分のエネルギーを余さず消費して太りにくくなります。

 

必要な量はカラダが知っている

 

では、必要量とはどのくらいなのでしょうか?

 

それは身長・体重から計算される基礎代謝量から計算するものではありません。

 

実は、わたしたちの身体は必要量をもともと知っているのです。

 

自分の体に必要な栄養素さえも判断できる能力があります。

 

乳幼児はお腹がすいたら食べ、もう要らないとなったらぷいとそっぽを向いてしまいます。
わたしたちには生まれつき身体からの信号を受け取る能力があるのです。

 

 

身体が食べることを欲しているかに意識を向ける

 

食べたい時には食べる。食べたくないときには食べない。が大原則です。

 

頭で食べたい時でもなく、食べる時間だからでもなく、身体が食べることを欲している時に食べる。そして、腹八分目じゃなく、よしっ!満足!と心地いいところでサッと引く。

 

そんなふうに食生活ができれば決して太ることはないのです。

 

食べたいかどうかは、身体に意識を向け「それを本当に食べたいのか」尋ねます。

 

分からない時はエアー食事。その食べ物を想像の中で実際に口に入れて噛んで飲みこみ胃に入れるところまでしっかりイメージします。
そしてそれでも食べたいかどうか考えてみます。

 

実際にこれをやってみると、食べたい気持ちは我慢できないにしても、必要かそうじゃないかは何となくわかるものだそうです。

 

実際に身体の感覚を確かめてみた

そんなことできるのかな?わたしもとりあえずやってみました。

 

食べたいかどうかを身体に尋ねて過ごしたある日、前の晩食べ過ぎたためか朝はぜんぜん食べたくない。でもゆっくり仕事をしたいからファミレスに出かけてなんとなくモーニングを頼んで食べました。必要ないのに食べたな、と感じました。

 

録画しておいたドラマを見ながらポテチを食べた時も、必要じゃないけど手持無沙汰だから食べたな、と感じました。

 

どちらの時も身体に尋ねると全く食べたくないのはわかりました。でも食べるのをやめることはできませんでした。

 

そんなことを繰り返して余分なカロリーをとっているのだなぁ。

 

食べたい時に食べる、食べたくない時は食べない。
これは練習すればできるようになりそう。

 

 

ダイエットになかなか成功しないなら、一度体の声に耳を傾けてみてください。

 

実際にトライしてみてわかり難いという方はプチ断食が有効です。酵素断食で2~3日ほど過ごすと、体がリセットされて身体の声がキャッチしやすくなるそうです。

 


食欲につながるストレスに対処する

アロマテラピー

身体の感覚に意識を向けるだけじゃなく、心の感覚にも目を向けるとダイエットしなくてもよくなります。

 

やらなければならないことをやってないという感覚など心の小さなストレスは食べることに転嫁されやすいそうです。

 

意識下のいら立ちがある人は、目をそむけているその欲求の代償として、つまり身代わりとして、過食などの依存行為に励んでしまう

 

この場合、そのストレスの元がなんであるか、自分が何を求めているのかを知り、対処する必要があります。

 

これはちょっとたいへんですが、何かの代償として食べていないか、考えてみるのはいいことかもしれませんね。

 

反語を返して心をニュートラルにする

 

自分に対するネガティブな想いも食べたくなる原因です。
ダイエットしている人なら太っていることとか。

 

自己否定から抜け出すひとつのきっかけとして反語を返すのが有効です。
答えを引き出すことはせず、ただ反語を返すだけです。
「いや、そうだろうか?」って。

 

太っていて嫌だと思っちゃったら、「いや本当に太っているだろうか?」とか「いや、本当に太っているのはそんなに嫌なことだろうか?」とか。

 

ついでにどこかチャームポイントを付け加えたらなおいいそうです。文脈は無視。反語(質問)の答えも用意しないのがポイントだとか。

 

「いや本当に太っているだろうか?肌がきれいだよ。」とか。
反語を返すことで心がニュートラルになります。

 

これと似たものでわたしが個人的にやっていることがあります。

 

「太っていても、わたしは素晴らしいけどね!」とか、何か失敗したときも、「失敗してもわたしは素晴らしいけどね!」と何でも自分が素晴らしいで終わらせます。

 

ストレスが解消されると食欲のコントロールはしやすくなるそうです。

 

 

食欲コントロールのヒント

 

頭で食べたい時は、エアー食事をしても、やっぱり食べたくなりがちです。

 

わたしの場合つい食べてしまうのは、仕事がなんとなく進んでない時や、やるべきことをできていないと感じている時。

 

これはカラダじゃなくて心や頭が食べたがっている時です。

 

こんな時、体が食べ物を欲しているのではないことが確認できたとしても、美味しかった思い出が邪魔します。

 

 

味覚以外の感覚を刺激する

対処法のひとつとして、たとえば味覚以外の身体的感覚を気持ちよく刺激する方法を実践するという方法があります。

 

嗅覚ならいい香りのアロマ。
皮膚感覚ならあたたかいお風呂。
聴覚なら心地いい音楽。
ストレッチや気軽なダンスなど身体を動かすのもマル。

 

とにかく味覚以外の身体的感覚にじーんとしみるようなものが適しています。

 

ダイエットやめたらヤセちゃった―アンチダイエット・スリミングの魔法

 

自分の身体に意識を向けて必要な量を知り、心を軽くしてダイエットの必要性をなくしていけたらいいですね。

 

興味のある方はこの本を読んでみてください。
紙の本は中古でちょっと値上がりしてますね。kindle版がおすすめです。図書館にもあるかも。

改訂版 ダイエットやめたらヤセちゃった

新品価格
¥1,047から
(2021/8/9 08:02時点)

 

 

 



 


記事ランキング